Today's Notables 2002年12月
グリーティングカード
代表取締役社長 古市 尚
当社では今年から新しい試みとして、新年の年賀状に変わり、年末のこ挨拶カードを郵送することにしました。年賀状を書く風習は平安時代からあったとされていますが、今日の年賀郵便の形態は明治初期に郵便はがきが発行されて以来一般的になったそうです。ちなみに、現在のお年玉つき年賀葉書は昭和24年の暮れに、郵政省が売り出したのが始まりです。年賀状は1年に一度の便りが来たり、写真入りの年賀状も多く、友人の子供や親戚の子供達の成長振りがうかがえるなど、元旦に1枚ずつ見ていくのは実に楽しいものです。しかし、最近ではE−Mailでの年賀状も増え、この先郵便事業も民営化されると、今後年賀状の風習もかなり変わっていくのではないでしょうか。
そんな時勢を受けて、当社でもマンネリ化している年賀状を見直すことにしました。年始のご挨拶も大変重要ですが、会社においてはお客様やベンダーの皆様に、年末年始の業務口程をお知らせすることも重要ではないかと考え、思いきってクリスマスの時期にSeasons Greeting Cardを出すに至りました。今年は当社のキャッチコピーである、「改革は攪拌することによって生まれる」を意味する、Blending Science into Innovation. をクリスマスっぼくデザインしました。これからは毎年当社のSeasons Greeting Cardを楽しみにしていただけるように、メッセージやデザインにはこだわりを持って取り組みたいと思います。
さて、今年も余すところ数日となりました。最近ではお正月らしさが年々薄らいでいくような気がします。不況のあおりを受け、製造業などでは年末年始の休暇を長く取るところが増えていますが、逆に小売業は1日でも多く営業しようと元日から営業する店舗も増えてきました。コンビニはもちろん営業していますし、デパートも来年は1月2日を初売りとする店舗が全体の80%を越えたようです。以前は年末となると大掃除や買出しなどにおおわらわで、師走という言葉がぴったりでしたが、最近では特に買出しの必要もないし、あまり普段と変わらない気分です。しかし、1年を振り返り、気持ちを入れ替え、新たな気持ちで新年に向かうためには大変いいチャンスですので、9日間の休みを有効に過ごしていただき、リフレッシュして新年に望んでいただけることを期待しております。来年こそは景気が上向きになり、我々の事業ももっともっと忙しくなるよう祈念しております。皆様も良い年をお迎えください。
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