社報shinko〜親交〜 2017年11月号
DRIVE活動報告(3)各課のコアコンピタンスとは?
常務取締役 技術統括 浅沼 聡
技術部コンサルティングDRIVEの活動では、作業効率の改善も重要課題のひとつとなっています。おかげ様で現在は多くのお仕事をいただいておりますが、それに十分対応できる組織能力には至っていません。各課、各自が多くの作業手順を踏み、業務を行っています。
基本フローは[情報の確認]⇒[基本設計]⇒[機械構造の構築]⇒[提出図書作成]⇒[手配部品図の作成]⇒[部品リスト作成]⇒[部品手配]⇒[手配入力] 、機器出荷後は[現地工事]⇒[現地試運転確認]、最後が[完成図書作成]です。
大阪技術課、東京技術課は見積作成が主業務なので部品手配や現地作業こそありませんが、手順としては同様です。このようにひとつの案件に時間がかかってしまいます。このままでは売上増に対応することができないため、業務改善が必要と診断され改善検討に入りました。業務分析では現在の作業をすべて洗い出し、各課の担当者が絶対外せない業務を挙げ、各課、各自のコアコンピタンスを明確にしました。それとともに作業的な業務は外部委託していく方針としました。誰もがやり方を変えることの不安は隠しきれませんが、通常化させることにより組織能力のひとつが成長すると考えています。
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