社報shinko〜親交〜　2015年12月号

10月16日（金）、東京コンファレンスセンター・品川で、数値流体力学（CFD）シミュレーションソフトの株式会社ソフトウェアクレイドル様が主催する「ユーザーカンファレンス2015」で弊社の高速攪拌機の研究に関する講演をさせていただきました。講演の後、弊社のエンドユーザー様から多くの質問をいただいたことから、攪拌領域には課題が残っており、CFDに基づいた知見、手法に需要があると実感いたしました。高速で回転する攪拌機では激しい乱流状態の処理となります。そのため、現在CFDの利用は計算時間の関係から小型卓上機レベルに限定されます。しかし計算機と計算手法の発展により近い将来、数百リットルの解析が可能になると考えられます。また混合解析の場合は、すでに大型機についても高速で回転する攪拌部の流れをモデル化する手法などにより可能であると報告があります。
これらの早期実用化を目指し、今後もお客様のお力になれるよう頑張ります。