社報shinko〜親交〜 2014年10月号

プライミクス シャンハイ10周年を迎えて

取締役 プライミクス シャンハイ董事総経理 松田 崇邦

プライミクス シャンハイは、2004年8月に設立してから今年で10周年を迎えました。
この10年間で中国経済はめざましい発展を遂げ、GDPは2004年の約16兆元から2013年には約57兆元へと3倍以上に増加しました。しかし現在、中国経済は改革開放以来ともいえる転換期を迎えています。これまで豊富な労働力と低廉な人件費が強みでしたが、上海市の平均年収は2004年の24,398元(約390,000円)から2012年は56,300元(約900,000円)へ2.3倍も増加しました。この数年は昇給率が10%を超え続けており、当分この状況は続くとの予想です。また環境面でも新型肺炎SARS、PM2.5、尖閣問題による対日感情の悪化など、特に近年は様々な問題が発生しています。変革する中国において会社が発展するためには、それに対応した活動が必要です。「今まではこのようにやっていたから、これで良い」という考え方を捨て、「これで良いのか」ということを反復して考え、行動することが必要です。

昨年末に念願であった中国製研究用標準機が完成しました。しかし、量産化へはまだまだ課題があります。これまでは特型生産機を主に製造してきましたが、それに加え、今後は研究用標準機のような汎用製品を効率良く生産する技術をマスターすることが大切と考えます。2013年1月には新社屋に移転、10月からはマネジメントメンバーも新しくなりました。今後も中国市場でPRIMIXブランドが皆様のお役に立てるよう努力してまいる所存です。皆様方からのご指導、ご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。


特型生産機

研究用標準機
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