社報shinko〜親交〜 2014年04月号
ドイツ留学記 〜三重大での電池研究6〜
電池デバイス対策部 PEACE 川久保 舞子
2013年11月25日〜2014年1月24日に、三重大学の海外留学支援制度によりドイツのカールスルーエ工科大学(KIT)に滞在しました。KITはドイツ国内でも有数の工学系研究機関です。
私は燃料電池やリチウムイオン二次電池の研究を行っている研究室にお世話になっていたのですが、研究者同士がちょっとした休憩や昼食時でもお互いの研究について話している様子が印象的でした。研究者の中には日本滞在経験のある方も多く、日本食はヘルシーで美味しいと評判でした。カールスルーエの街中でも怪しい?日本食屋さんをちらほら見かけました。特に寿司は駅構内で売っているほどドイツでも大人気です。ただ、巻き寿司を片手に列車を待つ姿には違和感を覚えましたが……。ちなみに研究室メンバーお気に入りの日本食は、寿司、焼肉やしゃぶしゃぶ、お好み焼き、枝豆、緑茶で、一方、エビせんべいやあんこ系のお菓子は紅茶やコーヒーに合わないためか?不人気でした。
KIT図書館 |
カールスルーエ城 |
今回の留学では異国での研究室生活や異文化に触れて、考え方の幅が広がったように感じています。さらにはスイスにあるビューラーAG本社への表敬訪問も実現でき、会社復帰後の仕事について考える良い機会ともなりました。ドイツで得られた経験を会社復帰後に活かしていきたいです。
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