社報shinko〜親交〜 2010年12月号

「大阪ものづくり優良企業賞2010」最優秀企業賞を受賞!

取締役業務支援部長 夫馬 正孝

「大阪ものづくり優良企業賞」は、大阪府が「高度な技術」、「高品質」、「低コスト」、「短納期」などを誇る大阪府内の優れた「ものづくり中小企業」を顕彰する制度で、今年で3回目になります。今回は過去最多となる76社が応募、「優良企業賞」65社が選定され、その中から「最優秀企業賞」3社、「技術力部門賞」1社、「特別賞」3社、という結果が10月26日に大阪府のホームページで発表されました。当社は「最優秀企業賞」を受賞できました。

◇選考基準
「世界初」や「オンリーワン技術の保有」
「中小企業の強みである柔軟性の高さやフットワークの 軽さを武器に大手企業にも負けないシェアの獲得」
「高度で多様なニーズに対応し、環境にも配慮した商品開発の実践」など。

最優秀企業賞は例年1社選定ですが、「個性豊かで魅力ある企業ばかりで、優劣つけることが容易でなく、審査員の合意によって、例年は1社を選定するところ、最終的に3社となった」とのことです。大阪府下のものづくり企業の層の厚さを改めて実感するとともに、この賞に負けないよう当社も技術力の向上に努めてまいります。表彰式は2011年1月に予定されており、今後は「ものづくりのまち大阪」の看板企業として広く紹介していただけるとのことです。

■当社の受賞理由

  1. リチウムイオン電池の電極材スラリーを連続処理で製造可能とする生産プロセスを開発したこと。
  2. 従来の製造手法と比較して、工場での設置面積や消費電力、人件費などのコスト削減に貢献していること。
  3. リチウムイオン電池の需要が急拡大し、性能の向上が求められる中、薄膜旋回型高速攪拌技術による微粒化、均一化を可能とし、世界16か国において特許を取得、電池性能の向上にも大きく貢献したこと。
  4. 長年にわたっての経営品質向上に対する真摯な取り組みと顧客本意の姿勢が評価され2009年には、「関西経営品質賞」を受賞しており、技術力と併せて同社のものづくりに対する経営姿勢を高く評価されたこと。
賞というのは突然獲得できるものではありません。「関西経営品質賞」や今回の「大阪ものづくり最優秀企業賞」もそうですが、当社がプライミクスに社名を変更してから中期経営計画など大きな改革を立案し、社員のみなさnがその中心となり実施してきました。ゆっくりでも1つ1つ積み重ねた結果、これらの賞が受賞できたと感じています。これからも全社員のみなさんが自慢できる会社として自信を持ち、何事にも挑戦していって欲しいと思います。

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