社報shinko〜親交〜　2008年12月号

私は今年の5月より、社団法人日本食品機械工業会（以下「日食工」）青年部に入部いたしました。日食工青年部は約120名の方が所属しており、現在プライミクスでは、古市社長、東京営業部 薬/粧/食品課の石川課長、私の3名が所属しております。

日食工青年部では、精神と肉体の鍛錬を目的に、毎年、夏山登山が行われています。8月29日〜30日、今年10回目となる青年部の夏山登山に、古市社長、石川課長、プライミクス プラスの古市泉さんとともに参加してきました。今回の参加者は全体で19名。チャレンジした山は、岐阜県と長野県の県境にあります乗鞍岳の剣が峰で、標高は3,026mです。とは言っても、2,700mまではシャトルバスで向かい、残りは登山道を登るという例年に比べると比較的楽な登山になると聞いていましたので、登山初チャレンジの私はのんきにかまえていました。

シャトルバスから降りてまず感じたことは、酸素が薄い！ 加えて登山道は途中から岩がゴツゴツとした足場の悪い道であり、前日から続くあいにくの雨で、滑りやすくなっていました。私は遅れをとらないように、みなさんについて必死に登っていきました。やっとの思いで頂上までたどりつくと、そこには日常では見られない雄大な景色が広がっていました。頂上からの景色を眺めながら、登頂の達成感で胸がいっぱいになりました。

こうしたしばしの達成感に浸った後に待っていたのは…… そうです。下山です。下山時は雨足も次第に強まり、登る時よりも大変でした。行きはヨイヨイ、帰りはツライ。。。登山は想像していた以上に大変でしたが、日常では味わえないよい経験ができたと思います。日本の景気は厳しい局面をむかえて苦しい時期ではありますが、登山でつちかった精神と肉体が、必ずや活かされるであろうと考えております。