社報shinko〜親交〜　2007年09月号

皆様、2年ぶりだと思いますが、久々のソウルオフィスレポートです。ソウルオフィスが開設してから2年が経過しました。皆様からご協力をいただき、徐々に韓国市場にプライミクス ソウルオフィスの認知度が定着しつつある状況です。たまに日本との職場文化の差を把握することができず、ご迷惑をお掛けしましたことをこの誌面を借りてお詫び申しあげます。今後ともご協力をお願いいたします。

さて、前回のレポートでは韓国伝統の料理についてご紹介しましたが、今回は韓国の夏休みについてご紹介してみようと思います。皆様、非常に忙しくお仕事をされていると思いますが、少々の余裕を楽しんでいただけますように……。

韓国には日本のゴールデンウィークのような休日はないので、ほとんどの会社では梅雨が明ける7月末〜8月末に4日もしくは7日くらいの夏休みがあります。その期間中、工場の稼動を全面中断する会社もあり、相互に休みを取る会社もあります。その期間で一番人気がある日は8月1日〜8月10日です。 この期間には全国の海水浴場や渓谷、森林浴場等は大変混み合います。（これでは休んだ気にはならないですね！そのせいか最近はグアム、フィリピン等の海外で休みを過ごす人がたくさんいます。）一斉に避暑地に大勢人がやってくるので不具合も当然発生します。 普段は一泊の宿泊費が4万ウォン（約5300円）〜6万ウォン（約7800円）くらいですが、夏休みのシーズンは15万ウォン（約19,500円）〜20万ウォン（約26,000円）に急激に上がって、食べ物や飲み物、施設使用料等も便乗して値上げします。観光地のぼったくり商法です。それでも1年の中で一番楽しい休暇なので、ぼったくりとわかっていても家族総出で出かけます。

避暑地の中で一番人気があるのは、やはり東海岸の海水浴場です。西海岸より海水がきれいで、海岸線がなだらかで水深が西海岸より深い特徴があるからです。その中で江原道の鏡浦台と釜山の海雲台は、一番多くの避暑客たちが楽しむところです。宿泊の場合いろんな方法がありますが、キャンプ場で泊まる場合は海に到着したらテントを張り、周辺整理をしたあと、持って来た物を食べながら楽しんだりします。人気がある食べ物は、豚肉のサンギョプサル（三枚肉）です。これもこの時期は通常より30%くらい高くなります。海では夜になると歌手のコンサートや喉自慢等の祭りが用意している場合が多いです。もちろん花火も打ち上げます。すぐにでも海へ行きたい気分ですが、まだ梅雨のシーズンなのでもう少しの辛抱です。（この原稿は7月に執筆しています。）

皆様、これから暑くなりますが健康に留意して、楽しい気分で受注の実績をあげるように頑張りましょう！今後ともよろしくお願いいたします。