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関西経営品質賞とは?

本賞は、「良い経営を通じて関西から世界に誇る企業を輩出する」ことミッションとして、CS(顧客満足)と、CSを支えるES(従業員満足=やる気・やりがい)を中心に経営革新をすすめるモデルとなるべき組織を表彰する制度として、2004年度財団法人関西生産性本部(大坪 清 会長)において創設された。

経営品質向上の理念とフレームワークは、1980年代から着実な成果を上げていた米国「マルコム・ボルドリッジ国家品質賞」を参考に、財団法人社会経済生産性本部が中心となり1990年代半ばに体系化されたものである。現在、国内では経営品質協議会(東京)、及び22の地域協議会がこの考え方や手法の啓発普及に取り組むとともに、15の地域賞が設置されている。

実際、数多くの企業、地方公共団体、学校が、経営品質向上の考え方を経営の主軸において大きな成果をあげている。そのフレームワークは、組織が方向性の確認する「組織プロフィール」と現状認識と変革箇所をチェックする「8つのカテゴリー」からなっている。
8つのカテゴリー
1. 経営幹部のリーダーシップ
2. 経営における社会的責任
3. 顧客・市場の理解と対応
4. 戦略の策定と展開
5. 個人と組織の能力向上
6. 顧客価値創造のプロセス
7. 情報マネジメント
8. 活動結果

2009年度、賞体系がこれまでの3段階から「関西経営品質賞」に一本化された。 併せて、関西経営品質賞レベルの経営を目指して、さらに経営品質向上活動に取組まれることを期待する意味から授与する「奨励賞」が設置された。

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