11月1日から中期経営計画の重点数値管理項目等に対応するために、全社員を対象にMH管理を開始しました。MHは「マン アワー」と読み、Man Hourの頭文字をとってMHと略したものです。

■目的
製造部門においては、社内オーダの作業内容を明確にすることによる受注ジョブの稼働率のアップを目指します。販売管理部門（販管部門）においては、業務の棚卸および効率化の検討のためのデータとして活用し、業務時間を削減し付加価値の高い業務を実施することを目指します。

■システム導入について
以前のMH管理は製造部門を対象に基幹システムREIS（レイズ）で行っていました。全社MH管理では、販管部門であるカスタマー・リレーションズ本部、経営企画本部も管理対象とし、全社のMHをREISにて一元管理できるようにしました。

システム化にあたっては、月島機械のプロジェクトマネジメントシステムを参考にジョブ番号を作成しました。苦労した点は、全社共通のジョブ番号に統一するため、従来の製造部門向けのオーダ番号や作業コードを見直さなければならないところで、関連部門との調整や当社独自のジョブを検討、作成したところです。また、工夫した点は、販管部門向けのMH登録をできるだけ簡単にするため、初期表示時に主な全般業務と自部門のジョブが表示されるようにしたところです。日々の入力は大変ですが、目的達成のため今後ともご協力をお願いいたします。