社報shinko〜親交〜 2018年11月号
DRIVE活動報告(6)見積精度の向上
技術部 大阪技術課 課長 倉掛 隆司
見積業務を行っている大阪技術課、東京技術課では、今年度は主に部品の原価を知り、見積精度を向上させる活動を行っています。当社ではお客様のご要望に合わせた一品一様の攪拌装置をご提案しているため、各部品の設計は実に様々です。見積者はそれぞれの仕様に見合った適正な価格をお客様にご提示するために、部品ひとつひとつについて完成までの工程や材料費、加工費等で構成される原価を理解しておく必要があります。具体的な活動として、主要部品における過去の見積金額と実績金額を比較調査し、加工工数や材料費等からその価格が妥当であったか分析を行っています。その結果、価格差が大きい部品の傾向が明らかとなり、特に市場動向を見極めた材料費や適正な工数について着目する必要性を改めて認識し、改善に向けた課題が見えてきました。今後も過去データの分析と蓄積を行い、見積精度をさらに向上させる活動を継続していきたいと考えています。
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