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1月配信号より新企画として、メンテナンス方法のワンポイントアドバイスを紹介している使い方みなおし隊。第2回目は大人気の微少量混合、混練機「ハイビスミックス 2P-03/1型」について、弊社サービス部 植田さんにインタビューしました!
Q.ハイビスミックス 2P-03/1型で多い修理箇所はどこでしょうか。
A.昇降部の修理が多いです。 Q.それはどのような状態で返却されてくるのでしょうか。
A.ハンドルが空回りし、容器の昇降ができない状態です。
Q.原因はどこにあると考えられますか。
A.容器が上限や下限の位置にあるときに、昇降ハンドルを更に回し込むことが主な原因と思われます。過剰にハンドルを回してしまうと、内部部品の破損を引き起こし、ハンドル内の歯車がかみ合わなくなってしまうのです。
また、2011年12月以前に製造された旧型のハイビスミックスには、ハンドルを固定するためのストッパーがついています。このストッパーを締めたままハンドルを回すことで、同様の現象が起きてしまうと考えられます。

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ですから、昇降ハンドルの回しすぎに注意し、ストッパーの締りを十分に確認してから、容器を昇降させるように気をつけていただきたいです。
Q.最後に、お客様に製品を長く安全に使っていただくために、ご注意していただきたい点はありますか?
A.真空漏れが無いか、定期的に点検をしてあげてください。オイルシールやスリーブベアリングなどの部品が摩耗していたり、シャフトのキズよって隙間が発生した場合、そこから空気が入る、もしくは抜けるといった現象が起こり、真空状態の保持ができません。
また、上記の部品摩耗によって、ブレードの「がたつき」も発生します。 「がたつき」によってブレードと容器が接触し、両方にキズがついてしまうこともありますので、ブレードがガタガタと揺れないか、日常的に点検してあげてください。
真空の漏れやブレードの「がたつき」を発見したときは、速やかに弊社のメンテナンス課へ連絡してください。
サービス部
▼東日本メンテナンス課:
Tel.049-223-4001 ▼東海メンテナンス課:
Tel.052-253-6261
▼西日本メンテナンス課:
Tel.06-6458-7534
第2回 使い方みなおし隊、いかがだったでしょうか。 これからもみなさまに製品を安全に長く使っていただくため、お役立て情報をたくさんご紹介していけるよう取り組んで参ります。また、メンテナンス情報に関するご意見、ご要望がございましたらinfo@primix.jpまでお問い合わせください。
みなさまからのリクエストをお待ちしております。 |
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