PRIMIX EXPRESS Vol.105

Published July2013


みなさん、こんにちは。
プライミクス パブリック・リレーションズ 吉本くみこです。
梅雨が明け、夏の虫の声がよく響くようになりました。
夏の風物詩といえば、みなさんは何を思い描きますか?

それではさっそく、PRIMIX EXPRESSスタートです!(*^^)ノ

花火

■今月のトピックス
【1】 攪拌技術セミナー Mixing Vision 2013のお知らせ
【2】 第3回使い方みなおし隊〜長く使うコツをお教えします〜
【3】 ホームページ更新情報
【4】 編集後記

【1】第17回 攪拌技術セミナーのご案内

Mixing Vision 2013

 
Mixing Vision 2013

開期 : 2013年10月10日(木)
時間 : 10:00〜18:00 (9:30開場)
会場 : コクヨホール
      (JR品川駅 港南口より徒歩5分)
主催 : プライミクス株式会社 乳化分散技術研究所®
定員 : 300名
受講料 : お一人様5,000円 ※事前振込み
       (消費税、昼食代、懇親会費込み)

◎お問い合わせ先 : パブリック・リレーションズ 吉本久美子 info@primix.jp

 

<プログラム>

  10:00〜10:30 スケジュールのご案内、開会挨拶

  10:30〜12:00 技術講演 セッション1

  12:00〜12:45 昼食

  12:45〜14:15 技術講演 セッション2

  14:15〜14:45 コーヒーブレイク

  14:45〜16:15 技術講演 セッション3

  16:15〜16:25 閉会挨拶

  16:30〜18:00 懇親会

<技術講演の概要>

■花王株式会社 ビューティケア研究センター スキンビューティ研究所 上席主任研究員 グループリーダー 片山 靖様のご講演。

肌との対話、生体の営みから学び、誕生した化粧品「花王ソフィーナ」。誕生から変わらぬ姿勢で確かな品質を追求されています。その代表例が、角層の中でうるおいを保つセラミドケア成分の開発と有効性をより高めるセラミド乳化配合技術。
企業の最前線における商品開発事例をご講演いただきます。


■三重大学大学院 工学研究科 教授 三重大学次世代型電池開発センター長 今西 誠之先生のご講演。

電力平準化や電気自動車用の「大きなエネルギー密度、出力密度」「高い安全性」を持った電池開発、また本格的なユビキタス時代の根幹を支える電源として、多様性に富んだ安全な電池の開発に従事されています。
全固体ポリマーリチウム二次電池や、リチウム空気二次電池などの最新動向についてご講演いただきます。


■山形大学大学院 理工学研究科 教授 高橋 幸司先生のご講演。

液体混合は幅広い工業で対象とされる非常に大切な操作です。「混ぜる」を科学する というスタンスで、材料特性を引き出す混合・混練・攪拌をご研究されています。
今回は画期的な液体混合技術として注目され、工業的に広く応用されている「空間的カオス混合」を中心にご講演いただきます。


 

<お申込み方法>

Mixing Vision 2013は完全予約制となっております(定員:300名)。 参加ご希望の方は、9月27日(金)までに【参加申込フォーム】よりご入力いただくか、【参加申込書をダウンロード(1056KB)】してFAXにてお申し込みください。

みなさまのご参加をお待ちしております。

 

【2】使い方みなおし隊〜長く使うコツをお教えします〜

第3回 アヂホモミクサー 2M-03〜5型

新企画としてお送りしている使い方みなおし隊。
今回は化粧品や医薬品の処方検討から生産まで、幅広くご利用いただいている真空乳化分散機「アヂホモミクサー」の卓上型研究機について、日々のメンテナンス方法の一例をご紹介します!

***


ご使用いただいているお客様はご存知の通り、300mL機から5L機までの卓上型研究機は攪拌途中の様子が観察できるよう、ガラス容器になっているのが「アヂホモミクサー」の特徴です。このガラス容器ですが、様々なことが原因で破損してしまうことがあります。


事例1) クランプの締め方
容器セット時のクランプの締め方が強すぎると、容器フランジ面が割れてしまう可能性があります。
弊社の取扱説明書には;
「クランプを取り付ける時はあまり強く締めすぎないよう注意してください。強く締めすぎると、容器が破損する事があります。」
とあります。「あまり強く締めすぎないよう」にといっても力加減は難しいですが、クランプは軽く締める程度で大丈夫です。


事例2 真空時の注意
真空を引くとクランプがゆるんだような状態になりますが、これは蓋と容器が密着し、その2つに挟まれたOリングが薄く押しつぶされるためです。
クランプがゆるんだからといって、増し締めは危険です。大気圧に戻す時、容器と蓋の密着力が無くなり元の状態へ戻ろうとするので、その分の隙間が必要となります。隙間がないとこの力に容器が負け、破損してしまいます。


また、自動昇降装置をご使用の場合は容器内を減圧したまま、もしくはクランプを装着したままの状態で容器を下降させないでください。無理な力でひき離そうとすると容器が耐え切れず、破損してしまいます。また、容器だけでなく自動昇降装置等の損傷を引き起こす可能性があります。

アヂホモミクサー

最後に、真空の漏れがないか、日常的に点検されることをおススメします。
この際、運転停止時と運転時の2パターンを点検してあげてください。運転停止時に真空漏れする量より、運転時に漏れる量のほうが多い時は機械のオイルシールから漏れている場合が多いです。(停止時の漏れ量と運転時の漏れ量が同じ場合は、バルブの破損など配管部分によることが多いです。)

ガラス容器が破損したり真空の漏れを発見された時は、速やかに弊社のメンテナンス課へ連絡してください。

サービス部
▼東日本メンテナンス課:
Tel.049-223-4001
▼東海メンテナンス課:
Tel.052-253-6261
▼西日本メンテナンス課:
Tel.06-6458-7534


第3回 使い方みなおし隊、いかがだったでしょうか。メンテナンス情報に関するご意見、ご要望がございましたらinfo@primix.jpまでお問い合わせください。  みなさまからのリクエストをお待ちしております。



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