Today's Notables 2012年06月

新中期経営計画 MOVE

代表取締役社長 古市 尚


3月までの前中期経営計画Thinkは途中リーマンショックの影響や、東日本大震災などの影響もあり、単年度では下方修正をした年度があったものの、最終年度では見事に3年前に立てた数値目標を達成し、申し分のない着地となりました。そしてこの4月からは新しくMOVEという中期経営計画をスタートさせました。MOVEは Motivating with Organizational Vision of Excellence の頭文字をとったもので、日本語では「社員一人ひとりのやる気を結集し、卓越した企業ビジョンを実現しよう」という表現にしています。また、MOVEではその単語の「動く」という意味から、これまでの取り組みから一段高い次の段階へ「動く」ことを表しています。

私は日頃、経営者側の学習として、関西生産性本部が主催している中堅企業研究会や日本経営品質賞の報告会などに参加しています。もちろんその他にも、業界団体や異業種経営者交流会などでも、卓越した経営者の話を聞く機会は多く、その中で感じることは企業理念が徹底されていれば徹底されているほど、経営品質が高いということです。その徹底ぶりは社員ばかりでなく、派遣社員やアルバイト、パートタイマーに至るまで、働いているすべての人に企業理念を理解させる工夫や努力がされています。中には日本語が堪能ではない、外国人労働者を多く雇用している企業もありますが、その人たちにまで企業理念を徹底して理解させている事例をみて、当社にはまだまだ経営理念を徹底する努力が足りていないことを実感させられています。

MOVE そのためMOVEではまず、企業ビジョンを分かりやすく明記すると共に、中間管理職の人たちを中心に、企業ビジョンを深く理解してもらうための教育プログラムを実施します。また、3年先に自分がどのような姿になっていたいかという、個人ビジョンも明確にさせ、そのためにチームで協力したり、学習しあうことを実践します。そしてそのビジョンはお客様が長期視点で「プライミクスにまたお願いしよう」と思っていただくための行動に繋がります。「迅速性」「信頼性」「共感性」を心がけて行動することで、プライミクスは「探究心あふれるビジネスパートナー」だとお客様に思っていただくことを目指しているわけです。

その他、3カ年重点施策を5項目掲げ、その重点施策から各部のバランススコア・カードと戦略マップに具体策を落とし込み、全社員が分かりやすい経営戦略と実施計画を立てました。これからの3年間は気持ちを新たに、新しい目標に向かってMOVEしますので、ステークホルダーの皆様方にも応援していただけますよう、何卒よろしくお願いいたします。
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