Today's Notables 2006年07月

上海国際汽車城8周年記念式典

代表取締役社長 古市 尚


さる5月18日、当社の100%子会社である上海TKプライミクス有限公司が位置する、上海国際汽車城の8周年記念式典に出席するためと、上海新国際博覧センターで開かれた中国国際美容化粧品博覧会(ビューティービジネスフェアin上海)のために上海を訪れた。展示会の件は来月号に総経理の植村より投稿があるので、記念式典に関することを綴る。

当社の工場があるこの工業区の名称を正式に言うとAnting Shanghai International Automobile City Spare Parts Assembly Industrial Zone と言う、なんとも長ったらしい名称で、元々は自動車のパーツやアッセンブリー工場を誘致する目的で作られた。 今まであまり気にしなかったが、あらためて8周年と聞くと、わずか8年の間によくもこれだけの施設が作れるものだと感心するしかない。以前より何度かこのコラムで書いているが、工場やホテルはもとよりF-1のレース場やゴルフ場など、すべてが欧米のレベルをはるかに超えた贅沢な施設が次々と建築されている。

今回の式典はその発展の象徴とも言えるゴルフ場で開かれたが、クラブハウスやゴルフコースはバブル時の日本のゴルフ場もかなわないぐらい素晴らしいものである。鎮政府の目論見ではたっぷりとゴルフ場の良さを堪能した後に、表彰式を兼ねた式典という運びだったのだが、当日は台風1号の影響か強烈な風雨でとてもプレーを堪能するという状況ではなかった。ショットガン方式で約60名が一斉にコースに出たが、我々根性のない日本人組はわずか6ホールでギブアップ。その分、冷え切った身体をサウナ、大浴場、シャワーでゆっくりと温めた。とにかく根性があったのは韓国人組で、18ホール回った御仁はほとんどが韓国の方だった。しかしながら表彰式では当社の総経理である植村がニアピン賞をいただき、超豪華なパターをゲットしていたところは強運なのか、腕なのか根性なのかは計り知れないところである。ひどい天候でゴルフは堪能できなかったが、その分本来の目的である鎮政府の要人と長く会話ができたことが何よりであった。

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