社報shinko〜親交〜 2017年06月号

ミツバチ通信(11)今年初めての内検

プライミクス株式会社

●今年初めての内検
3月30日、本社応接室ROOM TOKUNAGAのテーブル、椅子および正面玄関の千年チェアの製作者、徳永順男様が千年チェア等のメンテナンスに来社されました。徳永様ご自身が過去、養蜂をされていたとのことで養蜂に興味をお持ちで、急きょ一緒に養蜂箱の点検を行いました(写真は徳永様と養蜂箱)。今年初めての養蜂箱の確認でしたが、結果として、ミツバチの越冬はうまくいきませんでした。
海側の養蜂箱は、昨年はスズメバチ来襲でミツバチの減少、チョーク病発生、女王バチの不在から新女王バチの誕生と色々なことがありました。1段箱で越冬に挑みましたが、寒さで全滅と非常に残念な結果となりました。ミツバチ数が少ないこと、もっと養蜂箱内の巣枠を少なくしてミツバチをまとめる(ぎゅうぎゅう詰めにする)ことをしていなかったことが原因と考えられます。あまり窮屈にするのはどうかな……と考えたことが失敗でした。山側の養蜂箱は、2段積みでミツバチもそれなりの数で越冬に挑戦しました。こちらは、ミツバチの数は減っているものの何とか越冬できました。徳永様のご指導で養蜂箱は2段を1段にし、巣枠も減らしてミツバチをできるだけ集めるようにしました。今後、山側のミツバチが順調に増えてくれば巣枠を増設します。さらにその増えた巣枠を海側の養蜂箱に入れて、新女王バチを誕生させ海側の養蜂箱の復活を図りたいと考えています。今年もまた新たな養蜂の挑戦です。


●ハチミツろ過
徳永様と巣枠を整理した時、ハチミツが入った枠がありましたので、そこからミツロウ、ハチミツをナイフで切り出し、4月下旬にハチミツのろ過を行いました。3月末に採取して容器で保管していたので、粘度が高く、ろ過は時間がかかりました。食堂からろ過用にザルを借りたりハチミツのついた容器などを熱湯で洗浄いただいたりと、食堂スタッフのみなさんに多く助けていただきました。感謝です。少しのハチミツもムダにしないように、北村さんが日頃より剣道で鍛えた握力で手絞りもしました。ろ過を待つ間、福田さんから差し入れの手作り和菓子 桃山をいただき、しばしミツバチ談義に花を咲かせました。採り出した際の糖度は67.3度〜83.1度と枠によってばらついていましたが、一緒にろ過したところ糖度78.8度で、何とか基準(78度以上)をクリアしました。次回、最終的なろ過を行い、ハチミツの完成です。

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