社報shinko〜親交〜 2016年04月号

本社部門リレー紹介(3)本社研究室

乳化分散技術研究所® 執行役員 春藤 晃人

新しい本社のオフィスフロアをリレー形式で紹介します。フリーデスクエリアエントランスに続く3回目は、Primixology Challenge(プライミクソロジー・チャレンジ)エリアです。


Primixologyとは、高速攪拌機のパイオニアであるプライミクスが長年の経験と膨大なデータを活かし、お客様の課題解決につながるようデータ解析と試行実践をして構築するミキシング理論です。本社のPrimixology Challengeエリアは、5つのChallenge Roomを備えています。お客様とともに実験を進めながら、粒度分布計やレオメーターなどの分析機器、CFD(Computational Fluid Dynamics)シミュレーションを利用した解析を行い、理論に基づいた最適な攪拌方法を提案いたします。お客様のテーマをより具体的に解決していただける場として、Primixology Challengeを是非ご利用ください。

1.Filmix
フィルミックス®を中心としたCDMプロセスの専用Challenge Room。LIBの製造設備のデファクトスタンダードとなりつつあるCDMプロセスのテストが可能です。前後装置コンビミックス®も含めて最大100Lのサンプル作成も可能です。

2.Pilot Scale
大型機中心のChallenge Room。広さ10m×10m、天高5mと当社最大のテスト室です。100Lのコンビミックス®や20Lのハイビスディスパーミックスを常設しており、大型タンクを設置し連続機パイプラインホモミクサーやハイシェアミキサーのテストも対応可能です。

3.ClearStar
CIP/SIPが可能な真空乳化装置CLEARSTAR®/クリアスタア®の専用Challenge Room。CLEARSTAR®/クリアスタア®の5L機と100L機を常設しており、主に医薬、化粧品メーカ向けのテストを実施しています。

4.Laboratory Scale
卓上機中心のChallenge Room。ラボ・リューション®やフィルミックス®40-L型等の卓上機に加え、粒度分布測定器、顕微鏡、SEMなどの分析機器も設置しており、社内での試作実験が中心です。燃料電池の性能評価ができるFuel Cell Laboratoryを併設しています。

5.Coater Room
本年5月にテストコーターを新設。塗工工程までを行うことにより、電極板作成におけるスラリー物性だけでなく塗膜の電極特性までを評価できるようになります。

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