社報shinko〜親交〜 2012年03月号

会長レポート:日本国際連合協会関西本部60周年

会長 古市 實

2011年11月19日、日本国際連合協会関西本部創設60周年記念式典が行われました。敗戦でもっぱら戦災復興に国民は黙々と働き続けていましたが、戦後数年が過ぎ朝鮮動乱があり、日米講和条約も近々に調印の見通しがつき景気が良くなった頃に、日本も国際連合に加盟してはどうかという声が国民から上がり始めていました。この草の根運動の甲斐あって大阪府、大阪市、大阪商工会議所、民間企業などが中心となって生まれたのが日本国際連合協会 関西本部であります(1951年4月9日発足)。その後、全国の都道府県にも広がり始めました。1956年12月、日本は80番目の国際連合加盟国となったのであります。国際連合加盟促進運動のために作られた団体でありましたが、加盟後も引続き国際連合の啓発活動を継続して今般60周年を迎えたわけであります。

現在、理事長に任命されて5年になり当会を運営しております。創立記念事業委員会委員長として行事が進められ、式典が当初4月に開催する予定でありました。しかし東日本大震災のため延期し、11月19日に行われたのであります。この式典で永年功労者として表彰されたことは光栄なことでありました。記念式典では「国際理解・国際協力のための中学生作文コンテスト」の第51回受賞者の表彰式も行われ、また記念講演として「2011年の日米関係」を同志社大学教授の村田晃嗣先生、「国際安全保障の現在と日本の国連」を大阪大学教授 星野俊也先生にお願いし、大変好評でありました。夕刻には多数の名士が参加されて、盛大な祝宴が催されたのであります。

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