社報shinko〜親交〜 2010年08月号

AABC 2010 出展報告

電池デバイス対策部 PEACE テクニカル・ディレクター 大畠 積

5月17日から21日の5日間、米国フロリダ州オーランドにて開催された自動車用電池の国際会議AABC2010に参加しました。第10回目の今年は電池特性的な内容に加え、生産技術のセッションが新設され、当社がトップに乗せられており、電極材の連続製造が可能な「CDMプロセス」の発表をすることになりました。当社米国社員Tracyと筆者による完璧な同時通訳作戦によって、昨年までにない反響を得ました。技術発表を実施した効果が大きく、出展ブースへの多くの訪問者やグローバル企業からも、より具体的な引合いや訪問の要請などが多数あり、新技術の世界進出ノウハウを垣間見た気がしました。

会場は野生のワニがいる?池や湿地を配した広大な自然を生かしたゴルフ場内のホテルで行われましたが、1200名以上、出展100社のほとんどの方がAABCに集中されており、近づいている自動車新時代を反映する意気込みが感じられました。オーランドにはディズニーワールドやユニバーサルスタジオ等があり、送電線の鉄柱もミッキーマウスで歓迎してくれるが、会議での発表を控えた筆者にとっては目に毒で違和感。おりしもメキシコ湾ではBPの原油流出事故が連日トップニュースで報じられており、この中にも新エネルギーへの期待が加速しているのかと意識する出張でした。


大畠発表中

出展ブース

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