社報shinko〜親交〜　2008年11月号

8月28日、ほぼ地球の裏側に位置するパナマ共和国より、なつかしい友の訪問を受けました。1人は麻さん。そしてもう1人はDr.ヌネスさんです。麻さんはかつて当社の専務を務めた方であり、T.K.フィルミックス®の発明者でもあります。そしてDr.ヌネスさんは、20年前に当社が参加したベネズエラの国家プロジェクト、オリマルジョン製造設備において、Intevep/PDVSA（ベネズエラ国営石油技術研究所）のキーマンとなる化学者でした。
そんなお2人が、パナマ共和国の学術都市「Ciudad del Saber」で会社を立ち上げ、T.K.フィルミックス®技術を基盤とした、新しい化学アプローチを欧米諸国に広めるべく活動されています。まだ2年弱ではあるものの、具体的なビジネスに発展しつつあるとのことで、当社へのT.K.フィルミックス®供給要請が今回の来日目的でした。東京支社でミーティング後、埼玉支社に設置の120kWのT.K.フィルミックス®を見学、翌29日には本社も訪問され、Furuichi Seniorとも旧知を深めました。

いいものですね。20年前、ともに苦難を重ね、大きなプロジェクトを成功に導いた友と再び新しいビジネスができるとは！ そして、まさしく『世界に広がるフィルミックス®の輪』。今後も楽しみです。