社報shinko〜親交〜 2008年05月号

CSR活動報告:理科実験プロジェクト成果報告会

マーケティング本部 経営戦略室 永井 康子

2月に大阪商工会議所と大阪市教育委員会主催による理科実験教室プロジェクトが行われましたが、3月5日にその成果報告会があり、参加してきました。

大阪市立小学校296校のうち、44校にて理科実験教室が実施され、参加企業は13企業、2団体であったことが報告されました。実際の授業の様子をまとめて作られたDVD(4月に参加企業に配布されるそうです)も上映され、体育館いっぱいに「てんびんとてこ」の原理を利用した器具を持ち込んで原理を体験する授業や、スピーカーの分解部品から電磁石を利用している部分を探し、実際に簡単なスピーカーを作る授業など、各社がそれぞれの技術を工夫して判りやすく紹介し、理科の学習とのつながりを説明していました。

報告会では、参加企業と担任の先生による意見交換会も行われ、教育現場では「知識」を教えることはできてもその知識をどのように使うのかを「考える」機会を作ることは難しく、実際に知識を利用してものを作り出す企業の授業への参画は、とても効果的であることが述べられていました。また、「苦手と思っていた単元だったけれども、今回の授業を受けてもう一度興味を持つことができた」という生徒の感想文も紹介され、参加企業の担当者や先生方も、終始和やかに感想や意見を交換し合いました。今後もこうした活動は続きそうですので、経営戦略室では新たな企画を考え、また小学校を訪問したいと思います。

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