社報shinko〜親交〜 2007年09月号

会長レポート:渡米報告

会長 古市 實

6月17日より、米国ユタ州の州都ソルトレイク・シティにおいて国際ロータリー年次大会が開催され、大阪北ロータリークラブを代表して家内と共に参加しました。

大会地のソルトレイク・シティはロッキー山脈の西側に位置し、世界有数のスキーリゾートとしても有名な都市で、2002年には冬季オリンピックが開催されたところであります。19世紀半ばまで荒涼たる原野だったこの地は、ブリガム・ヤング氏率いるモルモン教徒1万5千人がワゴン約3千台に牛3万頭を引き連れて定住の地として開拓、大陸横断鉄道完成の1869年頃には10万人弱のモルモン教徒が定着し、荒地を緑の地に変え、整然としたソルトレイク・シティを作り上げたそうです。その後、総本山であるテンプルスクエアを中心に展開し、1970年の再開発で整備され、碁盤の目状の整然とした美しい街並みはいつも多くの訪問者で賑わっています。現在人口が18万人のユタ州は、全米一犯罪が少なく大学進学率が高いことでも有名で、州内には5つの国立公園があり大自然の宝庫にもなってます。

6月16日の午後に成田空港を出発し、ロサンゼルス経由の国内線に乗り換えをして約16時間、夕刻ソルトレイク空港に到着しました。グレイトソルトレイクはその名の通り琵琶湖の約9倍の大きさで、海水の8倍もの塩分を含む巨大な塩水湖であります。数々の山並みに囲まれ、絶景の名所地でした。大会の行事は『ソルト パレスコンベンション センター』を主会場に開催されました。開会式は17日14:30〜17:00と、18:30〜21:00の2回に分けて開催され、私達は第1回目に参加しましたが、148ヶ国1万8千名の会員で、日本各地から約930名が参加しておりました。青少年問題、環境問題など職業倫理、国際交流、社会奉仕事業などについて、5日間の日程で参加の意義を充分認識しました。

帰途、初めてのラスベガスに立ち寄り、3泊したのちハワイ・ホノルルに30年ぶりに立ち寄りました。ハワイに住むJCI(国際青年会議所)50年来の友人フランク・オクムラ氏が5年前に亡くなり、ご夫人ベティさんとその家族に弔問を兼ねて訪問しました。故 古市章(前社長)が高校2年のとき、国際ロータリー青少年交換プログラムで初のアメリカ渡航でカルフォルニアに行く途中、2日間滞在しお世話になりました。大歓迎を受け、各所を案内していただきました。

写真1:ソルト パレス コンベンションセンター前にて
写真2:故フランク・オクムラ氏の長男、ランディさんと

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