社報shinko〜親交〜 2006年08月号

上海TKレポート:上海国際化粧品博覧会2006

上海TK PRIMIX 総経理 植村 徹夫

年々盛んになる化粧品展。今年で中国の化粧品展は第7回を迎えました。中国の美女づくりの旺盛さは、欧米やアジアの先進国に遅れをとるまいとの意識からか、中国人特有のプライドのなせる背景からか、昨年からは「上海国際化粧品博覧会」と銘打って、その規模もドイツ、日本、韓国を主宰国とし様相を一変しています。出展者数は1,000社を超え、1日の入場者数は50,000人を超えたとのことです。中国流のオーバーな表現であったかもしれませんが、統計的には化粧品業界の年間収益は3兆円〜5兆円と言われています。2008年の北京オリンピック、2010年の上海万博までには10兆円を遥かに上回る数字になることは疑いのないところでしょう。それでも上海で見かける女性はどちらかといえば化粧は薄いですし、若い女性は化粧水だけでみずみずしい若さを演出しています。これで日本人のように化粧をしたら、この国の業界はどんなことになるのでしょうかね!

今回の博覧会は5月17日〜19日の3日間、浦東の国際展示会場で開催されました。梅雨のはしりで、あいにく連日雨でしたが、それでも会場は活況を呈した情況でした。東西のウイングのうち東館4棟を使い、西館は食品展示会を開催していました。会場のメインはやはり化粧品メーカーによるデモンストレーションで、華やかに着飾ったドレスに身をまとい、この世のものとは思えない「美女」をあちこちで作り上げていました。昨年は驚くほど多くのタトゥーのブースが軒を並べていたのに今年は少なく、流行の移り変わりの激しさを物語っていたのも印象的でした。

当社は昨年展示したT.K.アヂホモミクサー AG-2S-100の新バージョン、AG-2S-100A(洗浄性と操作性の向上を図った装置)と、T.K.ハイビスディスパーミックス HM-3D-125(化粧品業界ではファンデーション、UV製品、泥状パック、コールドクリーム等に使用される)を出展しました。機械メーカーのブースは会場の端に追いやられ、4館の奥に展示しましたが、同業他社の製品と比較するために訪問される見学者が多く、盛況のうちに終了できました。日系の現地法人のお客様、はるばる日本からのご訪問されたお客様に、紙面を借りてお礼申し上げます。当社は中国において、親会社プライミクス株式会社同様、業界のリーダーとして今後も精一杯努力を続け、皆様のお手伝いができるよう従業員一同頑張ってまいります。


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