文系でもわかるフィルミックス®

いよいよ「文系でもわかるフィルミックス®」、FINALです!
FINALと言うことで、少し前回までのおさらいをしていきましょう。

おさらい

まず、フィルミックス®の容器の中では、どのような混ぜるが行われているか?です。
フィルミックス®の攪拌原理である薄膜旋回方式とは、処理液が容器の内壁全面に沿った中空円柱状の薄膜を形成します。 (そう!あの脱水後の洗濯機です。)この薄膜の中で、液滴の微粒化や固体粒子の分散が行われる攪拌方式です。 処理液を「薄膜」の中に閉じ込めることによって、攪拌エネルギーを非常に効率よく与えることが可能です。 そして、タービンは最高で時速180km(周速50m/s)もの速さで回ります。つまり、1分間に12,600回転,1秒間に200回転以上もの速さで回転していることになります。

非常に処理時間が短いこともフィルミックス®の特徴のひとつです。乳化処理では、ものの5秒で処理が完了する場合もあります。その場合、1バッチ250mLのフィルミックス®80型で、6時間で1トン(1,000リットル)もの処理が可能です。つまり1台で研究と生産を担うことができるのです。

さぁ、フィルミックス®がどのような機械であったか、思い出してきましたか?では、最終回の本編へ突入しまぁ〜す。

どんな分野で使われているの?

化粧品関連分野では、化粧水、乳液などの基礎化粧品やサンスクリーン剤、アイメークやファンデーションなどのメイクアップ用品などがあります。 また、近年急激に発達しているIT関連でも、フィルミックス®を使用した技術は確実に利用され始めています。
例えば、携帯電話はどんどん軽く小さく高機能になっています。ワンセグ・ミュージックプレーヤー・GPS・タッチディスプレイを始め、液晶画面の画像は驚くほどきれいになり動きを表現する技術も進歩しています。10年前にはモノクロ画面だったことが、今では信じられませんよね! いまのパソコンは、一昔前のスーパーコンピューターを上回る性能を持っています。インターネットを通じて世界中とコミュニケーションをとることも簡単です。

実は、これらの製品には必ず大規模集積回路(LSI)が数多く使われています。
LSIの大きさは1〜2cm角程度で、その中には何億個にもおよぶ抵抗、コンデンサ、トランジスタなどの電子部品が作り込まれています。このLSIを作る技術にフィルミックス®は貢献しています。
もしかすると、現在、皆様が使用されている携帯電話にも、すでにフィルミックス®の技術が使われているかもしれませんね(^^)

最近のフィルミックス®は……

現在、プライミクスが最も力を入れている分野としては、電池デバイス関連です。
2006年12月より、電池デバイス対策部 PEACE(Process Engineering Achieving Clean Energy)を設置し、 電池に特化した分野のお客様に迅速な対応を実現しました。 クリーンエネルギーに必要な性能が高い電池を製造することに、フィルミックス®が貢献し始めています。

自動車や航空機など各種車両用の大きなものから、ノートパソコンやデジタルカメラ、携帯電話などの小型バッテリー。一部では実用化されつつある燃料電池の開発などです。
今年のボーナスで買い換えた、そのノートパソコンも!そのデジカメも! フィルミックス®の「混ぜる」が使われている可能性がありますね。 続々と出てくる新製品にフィルミックス®の技術が使われているかも?と思うと、ショッピングが一層楽しくなってしまいます。

未来のフィルミックス®は……

フィルミックス®はまだまだ進化中です!
メルモちゃんの赤いキャンディ青いキャンディ、スーパーマンのスーツのような超硬質・超弾性の繊維、身長がみるみる伸びる薬なんて、今は夢物語のようなモノも、近い将来にはフィルミックス®の攪拌技術で可能になるかも知れませんネ。
そんなお話をみなさんにできる頃に、また『帰ってきた文わかフィルミックス®』 を書きたいと思います。皆様、最後までお付き合いいただき、ありがとうございましたm(_ _)m


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